2014年5月12日月曜日

ダンス幼稚園〜いっぽふみだす〜ご来場ありがとうございました。

ダンス幼稚園〜いっぽふみだす〜は
多くの方々のご協力のおかげで
無事に終えることができました。
ご来場いただいたみなさま
素晴らしいダンスを披露していただいたダンサー達
縁の下でしっかりと支えてくださったスタッフの方々
そして、準備から全面的にご協力いただいた向山こども園の先生方
本当にありがとうございました。

今回も約250名の参加者がご来場いただき
天気にも恵まれ、とても気持ちの良い空間でした。
普段、なかなか劇場に足を運ぶことが難しい未就学児や
その保護者が気兼ねなくダンスに触れることができる機会をつくる
ということを目指して実施を重ねてきました。
子ども達が自由に動き回れる環境の中で
どこまでダンサーがやりたいことをやれる空間をつくるかが
今回の課題でした。
ダンスにも様々な形態があり、作品の中に介入できるもの
そっと近くから見ていて欲しいものなど、いろいろです。
そういった作品に合わせた場づくりができるように
それぞれの作品に担当スタッフをつけて
作品中の観客の在り方の誘導を試みてみました。
その役を担ってくれた短距離男道ミサイルのみなさんは
ことばを話せないという設定の中ですることの難しさを感じたようですが
子ども達とのコミュニケーションは
ことばがなくとも可能であるということがわかり
とても良く機能していたと思います。
踊る人も観る人も支える人も
みなが楽しく、気持ちの良いダンス幼稚園に
近づくことができると思いました。
また、今回は体験型のプログラムもあり
観るだけではない楽しみ方ができ
幅が拡がってより良い感じになったと思います。
そして、生音の楽器演奏もあり
音楽の楽しさ、また人を引きつける音楽の強さを感じました。
そして今回は出演者の中に4歳の子や小学生、高校生など
多くの子ども達が参加してくれました。
踊ることに年齢は関係ないということを
あらためて実感することができました。

運営面でもスタッフやダンサー同士が
話し合って皆で創っていく感じが強く
(私が力不足のためなのですが)
みんなでつくるダンス幼稚園というかたちが
とても私の心に強く残る機会となりました。

嬉しいことがたくさん起こった今回ですが
特に一番嬉しかったことは
向山こども園の先生が出演したいと言ってくれたこと
また、たくさんの先生方が参加してくれたことです。
先生方にとっては貴重な休日を職場に来るということは
もしかしたら他の参加者以上に壁が高いのだろうなと思っていました。
そんな先生方の姿をたくさん見ることができ
お手伝いから出演までしていただけたことが
心の底から嬉しかったです。

こういった長い関わりの中で見えてくる変化が
少しずつでも拡がっていければと思っています。

至らない点が多々有り、個人的には反省ばかりですが
向山こども園をはじめ、みなさまのお力があってのダンス幼稚園です。
本当にありがとうございました。
また、これからもよろしくお願いいたします。


ダンス幼稚園実行委員会
千田優太